建築と設備・72
横浜市立市民病院
栗木 森
1
Shigeru KURIKI
1
1芦原建築設計研究所
pp.349-354
発行日 1992年4月1日
Published Date 1992/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900077
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再整備前の姿と計画実施までの経過
横浜市立市民病院は200床の病院として芦原建築設計研究所が設計を担当し,昭和35年10月に1部42床4科で開院,39年,192床11科の総合病院と救急指定病院の認可を受けた.
しかし,急激な人口増加と医療需要の増大に対応するため,40年に早くも200床の増床と外来診療棟を約2倍にする計画に基づき大規模拡張工事に着手し,45年,399床13科の病院に成長した.その後アイソトープ棟増築(45年),身障者センター(41年),がん検診センター(55年)等,施設の拡充や,開連施設の増築が続き,当研究所は20年間に9次にあたって設計,監理を続けてきた.
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