院内管理のレベル・アップ 労務
労務管理の考え方・4
三等院長の経験—地方病院の労務管理(2)
籾井 真美
1
1東国東広域国保総合病院
pp.484-485
発行日 1978年6月1日
Published Date 1978/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206565
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病院自滅の危機
いろんな収拾策もことごとく失敗に終り,院長自ら解決に乗り出すよう強く要請される結果となった.
第2組合の結成をすすめる人もあったが,それでは本当の解決にはならないと考え,結局,県労政課の斡旋で自治労県本部委員長と3回にわたり会談し,「地域住民のいのちを守る」ためには,町は最大限の援助をし,医師も職員組合も協力して,乏しきは分かち合い,我慢するところは我慢しようではないかということで意見の一致をみて,委員長の英断により急速に解決することができた.
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