特集 事務長
病院事務長の資質と教育
一条 勝夫
1
1病院管理研究所経営管理部
pp.25-30
発行日 1966年2月1日
Published Date 1966/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202777
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「病院経営管理改善懇談会」1)の懇談要旨によれば,「事務長の職務には2つの面がある。1つは事務部門の長として事務業務(医事業務,一般事務業務および施設管理業務)を統括することであり,他は,病院の使命の万全を期するために,院長の補助者として病院経営の全般にわたり院長を補佐することである」。つまり,ラインとしての事務部門の長であることと,院長のスタッフとしての補佐業務である。
一般に事務部門は,経営体活動の諸部門において発生する事務を専門的に集中化することによる業務と,経営管理者のための情報の提供やその他の管理の補助業務とがある。
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