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特集 放射線部の管理
特別寄稿
核エネルギーの応用と病院計画におよぼすその影響
The Netherlands Hospital Planning Consultants
長尾 英彦
1
,
J.Schooneman
1厚生省医務局総務課
pp.17-33
発行日 1963年5月1日
Published Date 1963/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202117
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緒言
本稿は,以下述べるように医学的,工業的,軍事目的のための核エネルギーの応用が病院計画におよぼす影響について記したものである。医学的工業的,軍事的技術などは,それぞれの専門家の領域に属するので,ここでは論じない。われわれのビューローは,Space unitsの総合計画,整備,要求されるスタッフの定員の算出,投下資本や経常費の計算を行なうとともに病院やその他の保健施設の計画に関与している。
放射性物質は,工業の面や軍事目的のために,主として純粋の科学研究の施設において使用される。一般に医学の面では,使用するに適当な放射性同位元素の数は少ない。しかしながら工業における放射性物質による事故の被害者は,軍事的核実験によって放射性物質で汚染された人々と同様に病院に収容される。
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