特集 伝票制度の研究
国立東京第一病院に施行中の傳票制度
守屋 博
1
,
染谷 恭次郞
1
,
三沢 仁
1
1国立東京第一病院
pp.5-21
発行日 1953年10月1日
Published Date 1953/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541200703
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現在,病院会計の合理化は,伝票制度を用いる事以外に方法はないと考えられている。我々は昭和27年4月から研究を始めたのであるが,経費,定員の関係からやつと本年4月から軌道に乗る事になつた。現在一病棟,一病棟と順次改革して,本年9月に完成する予定である。今約半分の病棟に行われているが,その結果は予想通り仲々好調である。今後の問題は外来伝票をいかにするかと云う所にあるであろう。この成果はいずれ稿を改めて報告する積りである。本研究は厚生科学研究費によつて行われたものであることを附記する。
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