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院長覺え書
家田 三郞
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1鶴岡市立莊内病院
pp.7-8
発行日 1950年4月1日
Published Date 1950/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541200118
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定刻の出勤だけではいけない。四六時中いつでも出勤すべきである。真夜中の出勤ならば火災豫防の注意が出来る。夜勤員のいねむりも時に発見出来る。大きい声で叱つたり靴音だけでも叱ることが出来る。院内飲酒は禁止されていてもどうかすると見つかる。
よつぱらいの操従は難しい,なぐられる覚悟も時には必要であるがうまく逃げるのがよい。昼中酔つていない時に大勢の前でやんわり,つるし上げをやる。大柢みんなの笑い声のうちに処理されて再び繰返えされることは少ない。
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