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紹介
理学療法士養成校における入学状況と,入学後の学生動態―昭和60年度のアンケート調査
Questionaire for Methods of Entrance Examination and Student Statistics at the Schools of Physical Therapy: Results of Questionaire in 1985
小堀 泰生
1
,
奈良 勲
1
Yasuo KOBORI
1
,
Isao NARA
1
1金沢大学医療技術短期大学部
1School of Allied Medical Professions, Kanazawa University.
pp.193-198
発行日 1987年3月15日
Published Date 1987/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103754
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はじめに
理学療法士及び作業療法士法が施行されて本年で21年目を迎え,昭和60年度までの理学療法士の免許取得者は5,261人にのぼる.昭和61年4月現在理学療法士養成校は全国に45校あり,その定員は1,010人であることから理学療法士の需要は急速に満たされつつあるものと思われる.そして今や理学療法士の数より質が問われ始めている2).入学者に対する適性を論じた文献はあるが3,4),各理学療法士養成校の入学者選抜の方法,入学者の学力および目的意識,また入学後の進級状況に関する報告はない.これらを知ることは,今後の理学療法の方向性を知るうえで多少とも参考になると考え,昭和60年度の入学者選抜試験を実施した全国の理学療法士養成校に対し,アンケート調査を行ったので,その結果を報告する.
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