あんてな
理学療法士養成校新設および増員について
黒川 幸雄
1
1国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院
pp.408
発行日 1992年6月15日
Published Date 1992/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103533
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1991年8月の医療関係者審議会理学療法士・作業療法士部会の意見書「理学療法士・作業療法士の需給計画の見直し」に基づく理学療法士の養成数の拡大は,それまでの1125名から2800名へと一気に約2.5倍にもってゆくことになった.この拡大がどの程度のテンポで進められるのかは重要な意味がある.需要と供給のある程度のバランスが必要でいたずらに供給のみが先行して就職状況に多大の困難をきたすようで問題である.したがって,計画の中間帯で必要があれば一部手直しも必要であると,日本理学療法士協会,日本作業療法士協会,あるいはリハビリテーション医学会も似たような見解を明かにしている.しかしながら事態は,次々に進展をしている.
以下,年度を追って状況をとらえてみる.
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