症例報告
脳卒中仮性球麻痺への運動療法
古澤 正道
1
,
山川 真千子
1
1ボバース記念病院
pp.58-61
発行日 1987年1月15日
Published Date 1987/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103720
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1.はじめに
脳卒中仮性球麻痺による顔面の表情・摂食・言語の障害に対しては,全身の姿勢運動パターン,特に座位姿勢の改善とともに治療すべきことを,Carr等1)・古澤等2)・Davies3)は提唱している.この洞察をより深めるために,仮性球麻痺を持つ陳旧例の脳卒中患者を取り上げ,評価にバリウム透視・スパイロメーター・ビデオ撮影を加えて治療効果を言及する.
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