インタビュー PT・OTの世界
「保健所で働く理学療法士」
山田 星三
1
1長崎市北保健所
pp.50-51
発行日 1986年1月15日
Published Date 1986/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103493
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<すでに7年以上も保健所で専任PTとして活躍されているわけですが,どのようなキッカケで保健所に入られたのですか>
山田 在学中から私は脳性麻痺(CP)に興味を持っておりました.卒業してすぐ,長崎市民病院に勤務したのですが,同病院は一般病院ですからいろいろの疾患を持った患者さんが来ます.しかし私の関心は自然にCPに向いたことは確かです.しかしCPの治療に暫く関わるうちに,その治療方法がそんなに簡単なものではない,ということを悟りました.そして,「CPについてもっと勉強しよう」と決心しましてそこを退職し,聖母整肢園(現・南大阪療育園)へ行きました.CPの治療方法を勉強するには最低3年間は勉強が必要だ,という
ことで3年3カ月,聖母整肢園におりました.
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