症例報告
外傷性両下肢切断,2症例から検討
平上 二九三
1
,
月 達也
1
,
西林 喜代美
1
,
石黒 由利子
1
,
永冨 史子
1
,
伊勢 真樹
1
,
小野 仁之
1
,
山野 慶樹
1
,
平田 敏彦
2
,
林 和弘
3
1川崎医科大学附属病院
2岡山県立短期大学体育科
3橋本義肢株式会社
pp.131-133
発行日 1985年2月15日
Published Date 1985/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103271
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まえがき
一般に下肢切断のリハビリテーション(以下リハビリと略)は,明確なゴール設定が可能で計画的なプログラムで進められる.しかし,外傷の初期治療は近年進歩し,高度挫滅創の断端でもできるだけ長く温存する処置がされるようになり,一連の早期歩行を目標とした義足装着訓練では行えない場合もある.今回我々は,断端訓練が遅れ,不良断端に難渋した両下肢切断,2症例を紹介し,若干の考察を加える.
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