学会印象記
第18回日本作業療法士学会印象記
中村 春基
1
1国立療養所近畿中央病院附属リハビリテーション学院
pp.661-662
発行日 1984年9月15日
Published Date 1984/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103162
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障害者が障害受容をできて初めて自立に向って歩み始めると同じように,OTも現状を把握して初めて社会の中での位置づけ,あるいは価値づけがなされていくものであると考えられる.そうした中で“いま,求められる作業療法とは…”というテーマでOTの置かれている立場を分析し,今後の方向性について全体のコンセンサスが得られたことは大きな意味のある学会であった.
今から述べる内容は,小児部門のシンポジウムに参加して,今後の小児OTについて考えさせられたことと,一般演題(基礎と研究開発)の発表を聞いての感想である.
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