学会印象記
第16回日本作業療法学会印象記
近藤 敏
1
1九州リハビリテーション大学校
pp.712-713
発行日 1982年10月15日
Published Date 1982/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102720
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本学会は昭和57年6月3日,4日の両日,岡山市にて開催された.小林達也学会長をはじめ19名の実行委員の方々の一致団結した力強い運営が随所に見受けられた.学会は新しい情報の交換と,お互いに切磋琢磨する場であることはもちろんであるが,養成校の一教官の立場として,成長した“元学生”の姿に再び会えるのも楽しみの一つである.ただ卒業後1,2年は熱心に参加するが,それ以後になると限られた者しか見かけることができないのが残念である.
さて学会の方は運営資金830万円という今までにない盛大な規模で,また岡山ロイヤルホテルを借りきって行われたため大変便利でかつ豪華な雰囲気を味わうことができた.会場の受付も簡素化されており,いつもの混雑した風景は見られなかった.参加者は会員520名,非会員,一般120名で,リハビリテーション相談にも20名が訪れ,当然のことながら年々増加している.
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