学会印象記
第17回日本作業療法学会印象記
松田 勇
1
1金沢大学医療技術短期大学部
pp.625-626
発行日 1983年9月15日
Published Date 1983/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102927
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今年の第17回日本作業療法学会は6月16日(木)と17日(金)の両日に亘って伊豆の修善寺にて開催された.伊豆は日本では古くからリハビリテーションの盛んな所で,現在活躍されているOTの方々の中に伊豆の経験をお持ちの方が少なからずいるものと推測できる.筆者も丁度10年前インターン生として,2カ月間韮山で指導を受けた.またOTになってからも中部支部に所属し研修会などでたびたび訪れたものである.特に脳卒中リハや地域リハには先駆的に取り組まれており教えられることも多かった.そのような背景の中で伊豆で学会が開催されるということはまさにふさわしいと言える.
学会関係スタッフも顧問の先生方を初め各方面の方々から構成され,中堅から新人に至るまですべて才気溢れる方々ばかりである.学会長は周知の通り日木の作業療法の草分け的存在である前田守氏であり,氏の下で役員や委員の皆様が着実に準備されてきたことが容易に伺われた.
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