The Japanese Journal of Physical Therapy and Occupational Therapy
Volume 17, Issue 2
(February 1983)
Japanese
English
研究と報告
ナーシングホーム入寮者の日常生活動作能力(第2報)―経年的変化
Abilities in Activities of Daily Living Among Residents of A Nursing Home: 2. Longitudinal Changes
丸山 仁司
1
,
金子 直子
1
,
中山 彰博
1
,
金子 美奈子
1
,
浅利 禎子
1
,
清水 政夫
1
,
遠藤 教子
1
,
池谷 義道
2
,
秋山 純和
3
,
高島 耕
4
,
福田 敬三
5
Hitoshi MARUYAMA
1
,
Naoko KANEKO
1
,
Akihiro NAKAYAMA
1
1東京都仮橋ナーシングホーム
2谷津保健病院
3結核研究所付属病院
4東京都養育院付属病院
5東京都府中リハビリテーション専門学校
1Tokyo Metropolitan Itabashi Nursing Home.
pp.127-132
発行日 1983年2月15日
Published Date 1983/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102801
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はじめに
ナーシングホーム入寮者のリハビリテーション活動を適切に行うためには全入寮者の状態を正確に把握することが必要であり,また,経年的変化を追跡することはリハビリテーションの方法の検討,効果判定などを行う際重要であると考えられる.そこで,入寮者の日常生活動作(ADL)における自立度,あるいは介助度について,その経年的変化とそれに関与する要因を観察検討するために昭和52年から56年までの3回にわたり入寮者のADL評価を行った.第1報では1回のみの調査であったため横断面的な観察に留まったが1),今回は3回目の調査を中心にナーシングホーム入寮者の全体の変化,3回とも調査対象になった入寮者の変化,さらに,死亡原因などについて報告する.
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