学会印象記
第14回日本作業療法士協会学会印象記
杉原 素子
1
1東京都立府中リハビリテーション専門学校
pp.721-722
発行日 1980年10月15日
Published Date 1980/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102254
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第14回日本作業療法士協会学会は6月5日(木),6日(金)の2日間にわたり,大阪府立労働センターで良い天候に恵まれて行われた.本学会では松下起士学会長をはじめ16名の実行委員と関西支部の会員が一致団結して力強い,たくましい運営ぶりを展開していた.
このような大きさの規模の学会の運営は,企画をしていく段階で,実行委員各々の力と同じ程度の重みで充分な時間と充分な資金が必要であろう.物理的なこれらの支えのバックには専門職が育つ上に必要な作業療法に対する寛大でかつ暖かい周囲の理解が大きく影響する.学会の開催地の都道府県あるいは市町村,関係施設,賛助会員,関係業者の学会に対する理解あふれた寛大な支えが必要なのである.本学会においては,周囲の協力度から察して実行委員の各々が所属する施設の中で演じている役割の大きさを容易に,想像することが出来た.
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