プラクティカル・メモ
計測用スプーンの紹介
谷口 裕
1
1神奈川総合リハビリテーンョンセンター
pp.318
発行日 1978年5月15日
Published Date 1978/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101680
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「第19回全国発明くふうコンクール」において谷口裕先生がテーマ賞に入選された.ここに紹介する.(編集室)
スプーン自助具作製の為の計測用,形態見本になるものとして作ってみました.普通のスプーンを二つに切り,その間に5つの蝶ネジJointと1つのスライド機構を組み入れて,柄に対する受け皿の角度が3次元的に,また長さが普通スプーンから最長30cmまで変化できるようになっています.普通のスプーンが握れなかったら太柄やホルダー,口まで届かなかったら長柄にするといったことで大体食べられたら,もっと楽にできるにはという考えに移ってゆくものですが,その一つの手段として柄に角度をつけることが考えられます.
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