The Japanese Journal of Physical Therapy and Occupational Therapy
Volume 12, Issue 2
(February 1978)
Japanese
English
特集 整形外科的疾患から
頸腕症候群の運動療法
Therapeutic Exercise for Cervical Syndrome
丸田 外美江
1
Tomie MARUTA
1
1聖マリアンナ医科大学病院
1ST. Marianna University Hospital.
pp.105-110
発行日 1978年2月15日
Published Date 1978/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101628
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Ⅰ.はじめに
一般病院における診療協力部門としてリハビリテーション部の窓口を持ち,外来患者に接していると,第1に多いのは腰痛患者であり,第2には頸腕症候群患者であろう.当院の統計ではPT受診者数のうち前者は35%,後者は25%を占めている.
このような頸腕症候群患者の治療には,温熱療法,牽引療法,マッサージなどいろいろ行なわれているが,当院では運動療法を主体に治療を行なっている.この頸腕症候群に対する我々の考え方について述べるとともに,運動療法の目的,内容,指導方法について紹介する.
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