メディカルプログレス
ラジオアイソトープによる四肢循環の評価(Ⅰ)―筋クリアランス法の応用による腰部交感神経ブロック前後の評価/Progressive Supranuclear Palsy
岩倉 博光
1
,
真野 行生
2
1帝京大学整形外科
2名古屋大学第一内科
pp.393
発行日 1977年5月15日
Published Date 1977/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101482
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筋組織の循環動態を検査する方法が,臨床的にも種々応用されているが,現在のところ,たとえば脈管造影法のほかに容易に利用でき,信頼できる検査法として定着したものが少ない.
筋クリアランス法は,筋組織内に特定の物質を注入して,その物質の除去能をもって筋肉局所の循環状態の指標とする方法であるが,―般に経時的に動態が追跡できるがゆえに,ラジオアイソトープを用いることが多い.
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