とびら
PTと老人福祉―医療と社会福祉の接点で
濱島 良知
1
1東北労災病院リハ科
pp.814-815
発行日 1976年11月15日
Published Date 1976/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101330
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第11回日本理学療法士学会が近づいたある日,学会に関連したことで本誌の「とびら」になにか書くように依頼された.学会もすんで一段落したこの頃,今年の主テーマでもあった老人福祉と医療の接点のなかで,PTの立場からひとつのことがらをとりあげ,平素感じていることをのべてみたいと思って筆をとった次第である.
老人福祉については,老齢人口の急激な増加と核家族化の進行する一般状況のなかで,各方面でいろいろに考えられ,論じられていることで決して新しいことではない.リハビリテーション医療の分野でも同様に大きな課題となっており,PTにとっても今後その重要さは増してゆくことであろう.
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