Q and A
「精神科作業療法の教育などについて…」
大橋 博
1
,
高田 幸
2
1三重県立高茶屋病院
2九州リハビリテーション大学校
pp.686-687
発行日 1974年11月15日
Published Date 1974/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100920
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Q 高田先生は精神科作業療法の臨床,その後アメリカ留学,そして現在は学校教育の場で御活躍されているわけですが,その幅広い経験に基づいた目で現在の精神科作業療法を展望されて,そこで働いているOTに対して何か御意見なり助言を頂けないでしょうか?
A 私のこれまでの体験に,一貫して流れるものがあるとすればそれは何か,常にそれへの自問自答の繰り返しを続けています.何故,一貫性を問題にするのかは,果して人は,それも私共のように,0.T.というある役割を持ってそこそこの状況設定に応じて働きをなす時に,あるいは,どれだけの変化,適応が要求されるかによって,この一貫性なるものが変ってくるかどうかです.
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