Japanese
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特集 訪問指導とその問題点
在宅脳卒中患者への訪問指導
Visit and counsel to apoplectic patients in home.
松本 幸也
1
Koya MATSUMOTO
1
1むつ総合病院
pp.97-100
発行日 1974年2月15日
Published Date 1974/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100776
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はじめに
第9回(昭和47年)日本リハビリテーション医学会におけるラウンドテーブルディスカッション「辺地のリハビリテーション」において花田は,青森県の試みと題して「家族のためのリハビリ教室」の報告を行ない,リハビリテーションサービスを受けていない患者の多いことを述べた.この中で在宅患者への訪問指導が理学療法士等スタッフの不足から実施出来ないことを強調した.
昭和48年度の青森県予算において,新らたに脳卒中患者の在宅訪問指導の経費が認められ,「リハビリ教室」開催活動と並行して保健婦との患家訪問が実験的に開始されたので今回は現状の中で我々がまず確実になしうることは何かという視点に立って,若干の考察を行なってみたので報告する.
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