Japanese
English
研究と報告
頸髄損傷患者の作業療法における経験
Our experiences in OT for a case of cervical cord injury
小川 恭代
1
,
磯崎 彩美
1
,
細木原 博子
1
Yasuyo OGAWA
1
,
Ayami ISOZAKI
1
,
Hiroko HOSOKIHARA
1
1香川労災病院
pp.361-365
発行日 1970年10月9日
Published Date 1970/10/9
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100370
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はじめに
当院では,作業療法棟開設以来約2年を経過し,現在16名の頸髄損傷患者(以後頸損と略す)の治療を行なっている.この16名の頸損の受傷原因としては,労働災害によるもの63%,交通事故その他によるものが37%となっている.傷害神経レベルでは,C5-6,C6-7が各5名で最も多い.
今回,これら表1のような10名を対象にレベル決定,作業種目とADLについて,その内容を検討した結果,わずかではあるが成果がみられたので発表する.
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