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特集 切断
下肢切断の理学療法―特に下肢切断の訓練の実際について
Physical therapy for lower extremity amputation
下畑 博正
1
Hiromasa SIMOHATA
1
1九州労災病院リハビリテーションセンター
pp.8-15
発行日 1968年6月9日
Published Date 1968/6/9
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100109
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はじめに
当院は開設以来,一般病院の中に義肢製作部門を有し多数の切断患者を取り扱い,早期からの一貫したリハビリテーションを行なっている統計は表1のごとくである。したがってこれらの患者に昭和24年以来治療としての切断訓練を行なってきたが,そのほとんどの患者は義肢を装着して社会へ,あるいは家庭などへ復帰している。その切断訓練過程も,義肢の発達とともに漸進的に発展してきている。
現在,系統的に切断者プログラムとしてわれわれの行なっている下肢切断の訓練,主に義肢装着前と装着後の訓練の実際について述べてみる。
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