目でみる耳鼻咽喉科
鼻咽喉ファイバースコープENF-LBによる食道内視鏡検査
片山 修
1
,
荒牧 元
1
,
宮野 良隆
1
,
市岡 四象
2
1東京女子医科大学第二病院耳鼻咽喉科
2東京女子医科大学第二病院中央検査科
pp.146-147
発行日 1986年3月20日
Published Date 1986/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492210094
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嚥下痛,嚥下障害,咽喉頭異常感などを訴えて耳鼻咽喉科外来を受診する患者は決して少なくなく,外来診療でも施行しやすい食道の検査方法が望まれる。われわれは広く耳鼻咽喉科医により使用されている鼻咽喉ファイバースコープによる食道内視鏡検査を行い,日常診療に応用する充分な価値があると考えている。
使用器種は食道の観察では送気が重要であることを考え,送気用にも使用できるチャンネルを有するオリンパスENF type LBが現時点で最もよい。
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