Japanese
English
外科の焦点
食道ファイバースコープによる異物の摘出
Removal of the foreign bodies from the esophagus and stomach using the esophagofiberscope
遠藤 光夫
1
,
中山 恒明
1
,
矢沢 知海
1
,
羽生 富士夫
1
,
岩塚 廸雄
1
,
山田 明義
1
,
鈴木 茂
1
,
中村 光司
1
,
山田 和毅
1
,
牧 邁
1
,
竹本 忠良
2
Mitsuo ENDO
1
1東京女子医大消化器病センター外科
2東京女子医大消化器内科
pp.437-442
発行日 1972年4月20日
Published Date 1972/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205575
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はじめに
食道鏡検査に食道ファイバースコープが広く用いられるようになり,診断面ではほぼ満足する成績をあげてきている.一方治療面については,従来より硬性直達鏡に委ねられてきたが,食道ファイバースコープの治療面への応用として,まず異物の除去を考え一昨年より市販の食道ファイバースコープに併用できる異物摘出用の鉗子を考案し用いてきた.今回は臨床例もふえてきたので,一般外科医も遭遇する食道および胃内の異物の除去について,実際的な面を中心にのべてみたいと思う.
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