特集 扁桃—今日の臨床指針
IV.他科領域と扁桃炎
溶連菌感染症
堀 誠
1
1国立小児病院(小児科)
pp.819-826
発行日 1985年10月20日
Published Date 1985/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492210033
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
I.はじめに
ヒトのレンサ球菌感染症の95%以上はβ溶血を示すA群溶血性レンサ球菌(A群β溶連菌)によるもので,最近では新生児期のB群溶血性レンサ球菌(B群β溶連菌)による感染症が注目されてきた。このほかに主としてC,D,G群によるものが少数ある。
Copyright © 1985, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.