特集 耳鼻咽喉科MEの進歩
X.医用システム
X線観察システム
小野 博
1
Hiroshi Ono
1
1東京学芸大学特殊教育研究施設
pp.953-959
発行日 1981年10月20日
Published Date 1981/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492209350
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I.はじめに
X線撮影は,耳鼻咽喉科領域において,診断や治療効果の判定の際,最も重要な検査の1つであり,耳科,鼻科,喉頭,気管食道科,頭頸部科など,すべての領域で,広く日常診療に利用されている。
近年,X線撮影法の発展に伴い,基本的な単純撮影,造影,診層撮影法などから,高圧,パノラマ断層,高速度連続,X線ストロボスコピー法など,次々と新しい技術が取り込まれる傾向にあり,最近では,CTスキャンも,一般化しつつある。
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