学会印象記
第1回アジア・オセアニア耳鼻咽喉科学会出席記
牟田 実
pp.685-689
発行日 1969年9月20日
Published Date 1969/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492207338
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1967年11月19日より22日までの4日間,マニラ市サントトーマス大学で第1回アジア・オセアニア耳鼻咽喉科学会(First Asia-Oceania Congress of Otorhinolaryngology)が開かれた。アジア大洋州地区の耳鼻咽喉科医が一堂に集まり国際学会を開くことはまつたく始めての試みであり,この企画は1965年10月第8回国際耳鼻咽喉科学会(東京)の際に設立された国際耳鼻咽喉科学会連合(International Federation of Oto-Rhino-Laryngolgical Societies)の席上,日本代表の提言により実現したものである。はじめ主催国の候補に韓国があがつたが,種々の事情によりフィリッピンが最初のホストの役をひき受けることに決定した。
ここに述べる旅行記および学会記録は一参加会員としての印象であり,細部にわたつて正確を期しがたい点あらかじめご容赦を乞いたい。
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