座談会
第8回国際耳鼻咽喉科学会を顧みて—Ⅱ.学術面を中心にして
大藤 敏三
1
,
切替 一郎
2
,
沢木 修二
3
,
中村 四郎
4
,
西端 驥一
5
,
岡本 健
6
,
相見 賢治
7
,
金子 敏郎
8
,
大和田 健次郎
9
1日本医科大学
2東京大学医学部
3横浜市立大学医学部
4日本大学医学部
5慶応義塾大学医学部
6国立東京第二病院耳鼻咽喉科
7聖路加病院耳鼻咽喉科
8千葉大学医学部
9東京学芸大学
pp.214-231
発行日 1967年2月20日
Published Date 1967/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492203739
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大藤(司会) 本日は,ご多忙中遠いところを,皆さんお集まりいただきましてありがとうございます。
第8回の国際耳鼻咽喉科会議が日本で開催されまして,10月の25日から29日までの間に,学術のいろいろの講演が行なわれたというわけで,この表で見ますと,総計で,353題です。プレナリー・セッションが5題,シンポジアムが3題,フリー・コミュニケーションが244題,そのほかに,フイルムが74本,それから,学術展示27題,これだけで353題になるのですが,その他に炉辺談話20項目にわたつて自由討議を行なつている。これらすべてについて,とてもわれわれは何を聞いたか,まつたく印象がないような,あるような,そういうことで,大きな象の片はじをちよつとなでたという程度でありまして,実際には,きよう皆さんエキスパートの方々にお集まりいただいて,おのおのの得意なことがご披露いただければ,大へんけつこうだと思うわけです。そういうことで,本日この座談会を催したわけです。
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