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感音系難聴に対するアスパラの使用経験
下田 哲夫
1
1日立製作所多賀総合病院耳鼻咽喉科
pp.771-775
発行日 1963年9月20日
Published Date 1963/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492203115
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はじめに
感音系難聴に対する薬物の効果は,後藤教授のV.B1大量療法以来,V.B群が主として用いられ,かつ血管拡張剤が併用されることは衆知の事実である。しかし,今回アミノ酸製剤であるアスパラギン酸塩(アスパラ,田辺)の提供を受け試用する機会を得,少しくその効果を認めたので,ここに報告し諸賢の御批判を仰がんとするものである。
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