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耳鼻咽喉科領域に於ける術後出血の局所要因—スペインとの合同医学会に於ける特別講演 於ボルドー1957年7月13,14日
Jean Despons
1
,
国重 信彦
1,2
1ボルドー大学耳鼻咽喉科教室
2日本医科大学耳鼻咽喉科教室
pp.765-766
発行日 1959年10月20日
Published Date 1959/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492202323
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我々の専門領域の術後大出血は一般的病因が判らない場合が多い。経験からして術直後及び後期の出血事故の際に,一定の出血状態,血友病とか血小板減少症とかは見られないのである。
家族的な質問とか実験室の検査で徴候をしらべなければならない。これらの症候の他に潜在性(分類の出来ない)素因があつて一過性の,又は体質的な肝機能不全から来るものが存在する。
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