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音響性外傷の治療法特にコンドロイチン硫酸の効果についての臨床的観察(第1報)
前川 重和
1
,
真崎 和夫
2
1秋田県立中央病院
2秋田鉄道病院耳鼻咽喉科
pp.63-69
発行日 1959年1月20日
Published Date 1959/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492202175
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1.緒言
職業性難聴に関して,近来多数の優秀な報告があり,種々論議されているが,その予防及び治療に就ては未だ明確にされない点が多く,今後の研究にまたなければならない。
従来,この種患者に対しては,安静,高単位VitB1の静脈内並びに髄腔内注射を施行すると共に,一方工場管理として耳栓の強制使用,職場の配置転換等行われたが,未だ充分にその目的を達する事が出来ない。
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