Japanese
English
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ウロピリジン臨床効果の検討
A CLINICAL STUDY OF UROPYRIDIN IN UROGENTINAL DISORDERS
中平 正美
1
Masami NAKAHIRA
1
1信州大学医部皮膚泌尿器科教室
1Dept. of Dermato-Urol. Medical School, Shinshu University
pp.1305-1310
発行日 1958年12月1日
Published Date 1958/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202425
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この度尿路鎮痛消炎剤と銘打つてウロピリジン製剤があらわれた。ウロピリジンは3-フェニールアゾ2・6-ジアミノピリジン塩酸塩なる,アゾ色素化合物で,水には容易に溶解して黄色を呈する。
N-NH2N-N・H+—NH2・CL— しかして内服すると速かに尿中に移行して尿を黄染し,濃厚な場合には黄褐色を呈し,尿路粘膜の麻痺作用鎮痛作用及び消炎作用を有する対症療法剤である。
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