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海外トピツクス
pp.675
発行日 1958年6月1日
Published Date 1958/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202293
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抗生物質の併用療法の臨床的意義
最近,抗生物質の2剤を同時に含むものが市販されている。これに関して内科医達が集談会で意見を述べ,これに対する批判がなされた。その主なる点は次の如くである。即ちかかる薬剤による治療が合理的であるかどうか問題である。一人の患者に同時に一つ以上抗生物質を投与する理由は下記の如くである。
1)一方の抗生物質は,他方の抗生物質に対する細菌耐性の出現をおくらせるであろう。
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