Japanese
English
--------------------
皮膚科領域に於けるP32療法のその後の成績ならびにラジウム療法との比較について
ON THE THERAPEUTIC EFFECT OF P32 IN THE AREA OF DERMATOLOGY AND COMPARATION WITH RADIUM THERAPY
中島 一
1
,
淸水 昭之
1
,
和田 靖之助
1
Hajime Nakasima
1
1久留米大学医学部皮膚科
1Department of Dermatology, Kurume University, School of Medicine
pp.393-396
発行日 1957年5月1日
Published Date 1957/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491201950
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
われわれは先にアイソトープP32の皮膚科領域における応用について報告し,診断学的ならびに治療学的応用価値のあることを述べた。ことに治療面に於いては血管腫,ケロイド,黄色腫などに外面照射法をほどこし良好な治効例を得ることができることを認めた。しかしなお観察期間短く,その照射量などについては明確に示すことが出来なかつた。しかるにその後なお多数の症例について観察を続けたので,本回はその治療効果を報告し前回の報告における不充分なるところを補足すると共にさらに上記疾患に対するラジウム治療の結果も比較検討するつもりである。
Copyright © 1957, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.