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特集 去勢抵抗性前立腺癌(CRPC)─Key Questionsに答える
ラジウム-223の位置づけ
Optimal position of Ra-223 treatment for CRPC
上村 博司
1
Hiroji Uemura
1
1横浜市立大学付属市民総合医療センター泌尿器・腎移植科
キーワード:
ラジウム-223
,
骨転移治療薬
,
アルファ線
Keyword:
ラジウム-223
,
骨転移治療薬
,
アルファ線
pp.516-522
発行日 2017年6月20日
Published Date 2017/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206041
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Key Question
▶ ラジウム-223投与の至適タイミングはいつですか?
Direct Answer
・ラジウム-223はα線を放出する放射線内用治療薬であり,骨代謝の盛んな骨転移巣に集積します.
・新規ホルモン剤を投与してもPSAが上昇し骨転移巣が増悪しているときに,投与するのが至適タイミングで,ラジウム-223投与後でも化学治療は可能です.
・ラジウム-223は忍容性が高く,6回投与を完遂することが重要です.
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