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海外トピツクス
pp.553-554
発行日 1954年9月1日
Published Date 1954/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491201273
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前立腺肥大症の硬化療法
この前立腺肥大症の硬化療法というのは,前立腺々腫を小さくする目的で膀胱頸部に膨隆している脾腫塊の中に一定量の特殊溶液を注射する方法であり,TurinのNegroが1935年に始めた肥大症の非観血的療法で,彼は長い間の動物及び人間についての試みの後1951年春に到り漸く満足な成績を得,第24回イタリヤ泌尿器科学会で予報を行つたものである。
そして今年になつて爾後122例にこの方法を施行して満足な結果を得ている事を発表している。
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