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皮膚科領域に於ける強力シスチンカルシウムの治驗
志水 靖博
1
,
黑田 守
1
1阪大皮泌科
pp.92-94
発行日 1953年2月1日
Published Date 1953/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200911
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緒言
皮膚疾患の治療に於てSH—基の意義は近來注目の的となつている。パニールチンも斯る製品の1つに屬するが最近特殊の工夫が加えられ100〜200mgの高單位の製品が入手し得るに至つている。又一方本劑は白血球數を増加せしめる特異の能力を有する殆ど唯一の製品としても注目されて來た,從つて我々は本劑を使用するに當つて白血球數の増減と,皮膚症状の消長との2つに就て觀察した。
用法は1筒(5cc 100mgシスチン含有)又は2筒を毎日或は隔日に1回宛靜脈内に注射した。
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