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象皮病樣型皮下瘻孔皮膚結核症に就て
西村 長應
1
,
出來 利夫
2
1和歌山縣立醫科大學
2和歌山縣立醫科大學皮膚泌尿器科教室
pp.392-394
発行日 1951年9月1日
Published Date 1951/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200571
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腫瘍状皮膚結核はRiehlによつて初めてその存在が記載せられた稀有な皮膚結核症で勿論尋常性狼瘡,皮膚疣状結核等の所謂眞性皮膚結核症とは幾多の移行型が存在するものらしくTuhercu-losis subcutanea fistulosa cum elephantiasiはVolkによつて初めて記載された腫瘍状皮膚結核症の1種で現在迄Volk, gougerot, Volvasek, Hampel,秋間,淺井等の報告が存するに過ぎない。本症は腫瘍状皮膚結核症中最も特異な臨床所見を呈するものである。以下吾々が經驗した本症の1例に就て記述する。
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