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ネオミノファーゲンA.T.による副睾丸結核の治驗
並木 重郎
1
,
百瀨 剛一
1
,
天谷 一榮
1
,
瀧澤 俊夫
1
1千葉大學醫學部皮膚泌尿科教室
pp.359-362
発行日 1951年8月1日
Published Date 1951/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200559
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ネオミノファーゲンA.T.はリジンを主體とした鹽基性アミノ酸の2%溶液で,その作用は(1)結核病巣周邊の結締化を促進する。(2)結核菌に對してそのワックスに作用し且菌を弱める,と云われている。
余等は昭和25年度日本泌尿器科畢會總會に於て本劑により著效を認めた副睾丸結核の2例に就いて追加報告をしたが,その後の臨床例に就いて報告する。
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