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前立腺肥大症と梅毒血清反應
原 久憲
1
1久留米醫科大學皮膚科泌尿器教室
pp.286-287
発行日 1951年6月1日
Published Date 1951/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200533
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緒言
前立腺肥大症の發生病理に關する研究は古くより行われたが,定説とするものがなく1863年,Virchowが腫瘍性新生物説を稱えてから一般に認められるようになり,本邦に於ても高木,角田石原等の認むるところと成り詳細な報告が行われた。
爾後前立腺肥大症に關する報告は枚擧にいとまがないが,本症と梅毒血清反應との關係に就ては未だ報告を見ない樣である。
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