特集 ここが変わった!循環器診療 最新スタンダード
Ⅰ.疾患各論
静脈血栓塞栓症の抗凝固療法
山本 剛
1
,
福士 圭
1
1日本医科大学付属病院心臓血管集中治療科
キーワード:
肺血栓塞栓症
,
深部静脈血栓症
,
静脈血栓塞栓症
,
直接作用型経口抗凝固薬
Keyword:
肺血栓塞栓症
,
深部静脈血栓症
,
静脈血栓塞栓症
,
直接作用型経口抗凝固薬
pp.76-81
発行日 2023年1月1日
Published Date 2023/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200666
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ここが変わった!
●過去のスタンダード
・未分画ヘパリンを調節投与して,ワルファリンの効果が安定するまで継続する.
・ワルファリンは,PT-INRが1.5〜2.5となるように調節投与する.
●現在のスタンダード
・安定例では,初期治療期,維持治療期に非経口抗凝固薬あるいはDOACを投与する.
・全身状態,下肢症状,家庭環境,病院環境が適しているならば外来治療を推奨する.
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