特集 エキスパートに学ぶ—肺癌診療 悩ましいシチュエーションへの解決策
Ⅱ.治療
[B.二次治療以降で迷うレジメン選択]
ドライバー遺伝子変異陽性NSCLCにおけるTKI耐性後の治療戦略
渡部 聡
1
1新潟大学医歯学総合病院呼吸器・感染症内科
キーワード:
ドライバー遺伝子変異
,
PD-1/PD-L1阻害薬
,
PD-L1
,
TMB
Keyword:
ドライバー遺伝子変異
,
PD-1/PD-L1阻害薬
,
PD-L1
,
TMB
pp.34-41
発行日 2023年2月1日
Published Date 2023/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200613
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POINT
●EGFR-TKI耐性後のEGFR遺伝子変異陽性NSCLCに対する化学免疫複合療法の有効性が報告されている.
●希少ドライバー遺伝子変異陽性NSCLCに対するPD-1/PD-L1阻害薬の評価は定まっていない.
●ICI長期奏効例が散見され,TKI耐性後いずれかのlineで使用を検討するべきと考えられる.
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