特集 肺癌—最新の治療戦略と失敗しないための秘訣
Ⅲ.進行・再発肺癌の最新治療
非小細胞肺癌の3次治療以降の考え方
金田 俊彦
1
,
吉岡 弘鎮
1
1公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構倉敷中央病院呼吸器内科
pp.630-636
発行日 2017年11月1日
Published Date 2017/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200088
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Point
・本邦,欧米のいずれのガイドラインにおいても,Salvage settingにおける化学療法については明記されていない.
・PS,各種臓器機能,合併症の有無などを含む全身状態を症例ごとに十分に検討し,患者本人の希望を踏まえたうえで,化学療法を行う必要がある.
・化学療法を行う場合,使用歴のない化学療法レジメンを選択するか,それまでの化学療法で効果が高かった薬剤の再投与が検討される.
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