特集 肺癌—最新の治療戦略と失敗しないための秘訣
Ⅲ.進行・再発肺癌の最新治療
非小細胞肺癌の2次治療
曽根 崇
1
,
笠原 寿郎
1
1金沢大学附属病院呼吸器内科
pp.616-621
発行日 2017年11月1日
Published Date 2017/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200086
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Point
・EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺癌の2次治療には,耐性遺伝子変異T790Mが陽性であればオシメルチニブが有効であり積極的に腫瘍の再生検を行うべきである.
・EGFR遺伝子,ALK融合遺伝子陰性の非小細胞肺癌の2次治療は,免疫チェックポイント阻害薬,ドセタキセル+/−ラムシルマブ,S-1,ペメトレキセドである.
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