報告記
第2回国際脳腫瘍病理シンポジウム(The 2nd International Symposium of Brain Tumor Pathology)報告記
若林 俊彦
1
1名古屋大学医学部脳神経外科
pp.660-661
発行日 2000年7月10日
Published Date 2000/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436901919
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本年5月11-13日に名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)で第18回日本脳腫瘍病理学会および第2回国際脳腫瘍病理シンポジウム(The 2nd International Sympo-sium of Brain Tumor Pathology)が,名古屋大学医学部脳神経外科吉田純教授の会長の下,開催されました.教室員や同門を始め,国内外の多くの方々から多大なご支援とご協力を得て,2年余りの歳月をかけて鋭意準備を進めて参りました.その結果,国外からの50余名の参加者を加えた総勢600名を越える参加者が得られ,各会場でホットな発表や討論が繰り広げられたことは,主催者スタッフとして誠に感無量であります.当日ご参集いただきました皆様には重ねて御礼申し上げます.
さて,10年ぶりに開催された国際脳腫瘍病理シンポジウムでは1)Mamignant meningeal tumors,2)Molecu-lar biology of gliomas,3)Neuronal and mixed neuro-nal-glial tumors,4)Anatomical and functional imaging of brain tumorsの4つのテーマについて,外国からの招待演者(病理学者,腫瘍学者,脳神経外科医)と共に脳腫瘍の分子病理から臨床病理への最新の研究成果を討論していただきました.
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