印象記
The First International Symposium of Endourologyに招かれて
阿曽 佳郎
1
Yoshio Aso
1
1浜松医科大学泌尿器科学教室
pp.256-257
発行日 1985年3月20日
Published Date 1985/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413204010
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ブラジル,カンピナス大学医学部泌尿器科NelsonRodriges Netto先生の招きで第1回国際泌尿器科内視鏡外科シンポジウム(The First International Sympo-sium of Endourology)に出席の機会を得た。本シンポジウムは1984年11月23日,24日にサンパウロ市のCentroEmpresarial(Enterprise Center)で開催された。南アメリカからの出席者が主で,総数約500名であつた。アメリカからMayo ClinicのSegura教授,Duke大学のCarson教授,オーストリアからウィン大学のStackl助教授と日本から小生が招待され,主としてpercutaneousnephrolithotomyおよびureterolithotomyについてのup-to-dateな討論をすることを目的としたものである。私以外は3人共,3桁ないし4桁の症例を有するこの道の先駆者である。私もささやかな経験をもつて討論に参加した。会の最後に,Rodriges Netto教授の司会のもと今後の上部尿路結石におけるpercutaneousの占める位置について意見が求められた。
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