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編集後記
寳金 清博
pp.110
発行日 2011年1月10日
Published Date 2011/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436101340
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編集後記というものをどれほどの読者が目を通すかと考えると,自分の経験では,その歩留まりは極めて悪いように思う.しかし,言い換えると,あまり他人の目や世間の目など気にせずに,公に文章を残す貴重な機会かもしれない.そう思うと,ありがたい話である.
「扉」では,藤井先生から熱い檄をいただいた.脳外科医であることは,医師であることに含まれ,言うまでもなく,社会人であることに包含される.そして,日本人であることはその全体を包み込む.それも「世界」の中の歴史上に存在する日本人である.僕の勝手な妄想かもしれないが,脳外科医は,高い志を持った集団であると信じている.藤井先生の熱いメッセージは,心ある若い脳外科医に必ず伝わると確信している.
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