連載 IT自由自在
オーダリングシステムのデータ活用―データベースアプリケーション運用のコツ
松永 登喜雄
1
1美祢市立病院脳神経外科
pp.626-630
発行日 2005年6月1日
Published Date 2005/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436100090
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はじめに
われわれの施設では,2003年4月よりオーダリングシステムを導入した.オーダリングシステムの採用基準として,汎用型データを用いたシステムであることを前提条件とした.その結果,例えば,Microsoft社のリレーショナルデータベースソフトAccess(R)を使ってユーザーの自由度の高いデータベースアプリケーションを作成できるようになった.われわれの施設でも種々のデータベースを作成しているが,その中でも,救急患者動向を把握する目的で作成した「救急日誌」というデータベースを紹介し,われわれの観点からみたデータベース運用のために工夫すべきポイントを述べたい.
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